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MEPエンジニアの年収相場からキャリアアップ戦略、収入向上に役立つスキル・資格までを徹底解説します。
こんにちは。長年MEP(機械・電気・配管)設備設計に携わってきたエンジニアとして、今回はMEPエンジニアの仕事の魅力や実際の年収、キャリアプランについて、これから業界に入る学生や若手技術者の皆さんに向けて解説します。
MEPエンジニアは、建築物の空調、電気、配管・衛生設備の設計から施工管理、維持管理まで一貫して担当する専門技術者です。建築士や構造設計者、施工業者、PMと連携し、建物が安全で快適に機能するための重要な役割を果たします。
新卒から若手層の平均年収は東京エリアでおよそ320万〜470万円。経験やスキルを積むことで500万〜700万円台も見込め、マネジメントや専門分野のスペシャリストとしてのキャリアを歩めばさらなる年収アップも可能です。
MEPエンジニアの仕事は多岐にわたりますが、主に以下の業務を担当します。
空調(HVAC)システムの熱負荷計算や換気計画、省エネルギー対応の熱源設計、消火設備(スプリンクラーなど)の設計を行います。安全面と効率性を両立させることが求められます。
受変電設備、照明・非常照明、省エネ照明システムの設計を担当。さらに、防災設備や通信設備の計画、非常用電源の確保も重要です。法規制を遵守しつつ、最新技術の導入も意識します。
給排水やガス配管、雨水利用システムなどを設計し、衛生的かつ安全な建物環境を作ります。コスト計算や施工仕様の検討も行います。
設計図通りに工事が進んでいるかの現場チェック、他設備との調整、工事進捗や安全管理を実施。問題が起きた際には迅速に対応し、解決策を提案します。
設計会議や関係者との調整を行い、設計意図や施工方針を正確に伝えます。報告書やプレゼン資料の作成も大切な業務です。
設備の試運転や性能検査を行い、O&Mマニュアルの作成・改善、設備の長期的な安定稼働をサポートします。
MEPエンジニアとして成長するには、次のようなスキルが求められます。
・技術力:熱負荷計算や配管ルーティング、電力シミュレーション、AutoCADやRevit、BIM操作など。
・コミュニケーション・マネジメント能力:関係者との調整や現場管理をスムーズに進める力。
・問題解決力:現場トラブルを迅速に把握し、リスク分析やコスト・品質の最適化を実施する力。
>>関連記事: MEPエンジニアの役割とは?業務内容を徹底解説
キャリアや年収アップには資格取得も重要です。以下は特に評価が高い資格です。
・管工事施工管理技士(1級・2級):空調・衛生設備の現場管理に必須。
・電気主任技術者(第1〜3種):電気設備の保安監督に必要で、専門性の高い資格。
・建築設備士:建物全体の設備設計・施工に関わる資格で、評価も高い。
・エネルギー管理士:省エネ設計や環境対応でニーズ拡大中。
・BIM関連資格(Autodeskなど):最新設計技術として注目。
・消防設備士:防災・消防設備の設計や施工管理に必要。
資格取得は信頼や業務の幅を広げる手段にもなります。早めに計画的にチャレンジしていくのがポイントです。
MEPエンジニアとしての成長には、専門性の深化や幅広い経験が欠かせません。
・専門性を深める:HVACや電気、配管分野での設計・施工経験を積み、技術の幅を広げましょう。
・スキルの横展開:複数分野に精通し、BIMマネージャーや設備アーキテクトなどのゼネラリストを目指す道も有望です。
・マネジメント職へ:プロジェクト主任やPMとしてマネジメント力を身につければ、年収700万円以上も目指せます。
・継続学習:学会参加や講師経験などで、自身の専門性と業界内の信頼を高めていくことも大切です。
これからMEP分野に進む学生や若手技術者の皆さんには、次のような取り組みをおすすめします。
大学で測定やCAE、BIMなどの実践的なツールを学び、即戦力を目指しましょう。
商業施設、プラント、スマートビルなど、さまざまな建築現場を見学し理解を深めてください。
施工管理士や電気技術者資格はキャリアアップに直結します。
調整力やプレゼン力は現場で不可欠なスキルです。
先輩や業界の人脈から情報収集し、成長の機会を増やしましょう。
MEPエンジニアは、建物の安全性・快適性を技術面から支える、極めて重要な専門職です。最初は年収300万円台からスタートすることが多いですが、経験や資格、マネジメント力を高めれば500万〜700万円以上も狙えます。
BIMや省エネ、マネジメントといった分野への展開も視野に入れ、キャリアの幅を広げていきましょう。資格取得はその第一歩。ぜひ計画的に取り組み、自分の価値を高めてください。
皆さんの挑戦を、心から応援しています。
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オンラインかオフラインのミーティングを行い、プロジェクト背景・目的からクライアントのお悩み・ご要望まで丁寧にヒアリングします。
ヒアリング内容を基に、クライアントの潜在ニーズに適した提案書、チーム体制、見積書を作成・提示します。
全体のスケジュールと各マイルストーンに合意したら、すぐに作業を開始します。最新の状況やプロジェクト進捗を定期的に報告し、お客様のニーズに柔軟に対応します。